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望月 大仙
- 2023年5月8日
権処さんの日記(三)
令和五年二月二十日 月曜日 雨・曇 午前の間に布団などを別火坊に入れる。牛王櫃を初めとした道具類を自席に並べていく。今年からは権処世界の席に。 東大寺の修二会には「北座」と「南座」という区分が存在します。それはその読んで字の如く、二月堂の内陣の北と南に練行衆が別れて座ること...
望月 大仙
- 2023年5月1日
権処さんの日記(二)
令和五年二月十八日 本年の修二会も本行前に隔離期間が設けられた。令和3年の修二会では2週間のホテル、翌年の令和4年も2週間のホテル隔離。今年は10日間のホテル隔離。 1年目は非常に長く感じたものの2年目3年目になるともはやホテルも慣れたもの、あっという間に隔離期間が過ぎた。...
望月 大仙
- 2023年4月24日
権処さんの日記(一)
令和四年十二月十六日 今日も今日とて、やってきました東大寺。今回も例年どおり14日に二月堂で行われる千遍礼拝こと「仏名会」から奈良に入っております。仏名会は仏様のお名前を唱えながら千回五体投地を行う法要ですが、今年は足のケアを怠ったために翌日以降は筋肉痛に悩まされました…(...
望月 大仙
- 2023年4月17日
権処さんの日記(その零・この日記について)
権処さんの日記 その零・この日記について かねてから「処世界さんの日記」の続編を書こうと思っておりました。しかし、これがなかなか難しく、いかんせん筆が乗らなかった。 2年目、3年目も処世界として修二会にこもらせていただいきました。その中で、「六時の声明」の時導師であったり、...
望月 大仙
- 2023年4月17日
処世界さんの日記【目次】
処世界さんの日記 1,令和元年12月16日 良弁忌、練行衆発表を受ける処世界さん https://www.fugenkoumyouji.jp/post/%E5%87%A6%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E6%97%...
望月 大仙
- 2023年4月1日
奈良からお松明がやってきた!
本年も修二会に参籠し、無事満行することができました。 これはひとえに信徒の皆様のお陰であり、全ての人々を利益するための行法を支えてくださった功徳はとても大きなものになります。 これからも共に祈りを奉じて参りましょう。 さて、本年の参籠で昨年までと大きく変わったことはやはり「...
望月 大仙
- 2023年2月19日
「奈良の心を聴く」(自分の言葉に縛られる男子大学生)
聴き込み寺を開催する時、多くの場合は女性の比率が高いのです。ただし、路上だと6:4くらいですね。 しかし、今回のようにホテルでのクローズドで設定された場となると来られる方は少なくなってしまいます。もちろん、開催する時間や日程によってお勤めされている方は来にくいことは確かです...
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