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望月 大仙
2023年6月12日
権処さんの日記(五)
令和五年二月二十一日 その2 13時より社参。ここでも処世界さんはお留守番。各々、貝を持ち赤門、大仏殿、天皇殿とお参りをする。この貝は片手で持てる程度の法螺貝で、一般的な法螺貝よりも高めの音が出る。修二会でおなじみの法螺貝だ。...
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望月 大仙
2023年6月5日
権処さんの日記(四)
令和5年2月21日 起床し洗面後にお祓い。これは毎日行う日課である。この日は各自で朝食をとる。他の練行衆と被らないように気を使うのだ。直綴と地蔵袈裟にて8時に別火坊を出発し二月堂へ。堂司を先頭に神輿洗いへと向かう。神輿洗いと言われているが、これは小観音さんの御厨子の入った神...
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望月 大仙
2023年5月31日
修二会公演を終えて その2
翌日の本番は午後2時開演 ということもあってゆとりを持って 劇場入りすることができました。 午前中は何とか雨もふらず、川沿いにフェスティバルホールへと向かいます。途中、新薬師寺の中田定観住職にお会いしました。南衆の中田定慧さんのお父様で修二会にも参籠されております。この晴れ...
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望月 大仙
2023年5月24日
修二会公演を終えて その1
修二会公演を終えて その1 令和五年の修二会は3月で終わりませんでした。 5/13には大阪のフェスティバルホールで、5/20には東京の国立劇場で行われた修二会の声明公演。どちらも無事に勤修され、大変多くの方が修二会の祈りに触れることができた素晴らしい機会になったのでは無いで...
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望月 大仙
2023年5月8日
権処さんの日記(三)
令和五年二月二十日 月曜日 雨・曇 午前の間に布団などを別火坊に入れる。牛王櫃を初めとした道具類を自席に並べていく。今年からは権処世界の席に。 東大寺の修二会には「北座」と「南座」という区分が存在します。それはその読んで字の如く、二月堂の内陣の北と南に練行衆が別れて座ること...
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望月 大仙
2023年5月1日
権処さんの日記(二)
令和五年二月十八日 本年の修二会も本行前に隔離期間が設けられた。令和3年の修二会では2週間のホテル、翌年の令和4年も2週間のホテル隔離。今年は10日間のホテル隔離。 1年目は非常に長く感じたものの2年目3年目になるともはやホテルも慣れたもの、あっという間に隔離期間が過ぎた。...
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望月 大仙
2023年4月24日
権処さんの日記(一)
令和四年十二月十六日 今日も今日とて、やってきました東大寺。今回も例年どおり14日に二月堂で行われる千遍礼拝こと「仏名会」から奈良に入っております。仏名会は仏様のお名前を唱えながら千回五体投地を行う法要ですが、今年は足のケアを怠ったために翌日以降は筋肉痛に悩まされました…(...
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望月 大仙
2023年4月17日
権処さんの日記(その零・この日記について)
権処さんの日記 その零・この日記について かねてから「処世界さんの日記」の続編を書こうと思っておりました。しかし、これがなかなか難しく、いかんせん筆が乗らなかった。 2年目、3年目も処世界として修二会にこもらせていただいきました。その中で、「六時の声明」の時導師であったり、...
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望月 大仙
2023年4月17日
処世界さんの日記【目次】
処世界さんの日記 1,令和元年12月16日 良弁忌、練行衆発表を受ける処世界さん https://www.fugenkoumyouji.jp/post/%E5%87%A6%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E6%97%...
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