令和七年 観音祭
- 望月 大仙
- 10月1日
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令和7年9月28日――この日は、年に一度の多くの信徒が集まり御本尊・不空羂索観音菩薩のご供養を行うする日でありました。

思えば今から40年前、昭和60年9月29日。奈良・東大寺法華堂(三月堂)において、筒井寛秀大僧正を導師として、不空羂索観音の尊像を開眼する法要が営まれました。

その折に開眼された御本尊は、その後、横浜教会において安置され、多くの方々に礼拝されてまいりました。
さらに後年には、新たに大きな尊像を造立し、今日に至るまで鎌倉山の本尊として祀り続けております。
この度の法要の日には、横浜教会の御本尊である懸仏を鎌倉山の本尊にお迎えし、信徒の皆さまと共にご供養することができました。

午前・午後の二座にわたり法要を厳修し、合わせて180名近い信徒の皆さまにお集まりいただきました。そして共に観音さまを奉り、感謝の心を捧げました。
さらに参列者には内陣にてご焼香してをいただき、より近くで観音さまの御尊顔を拝し、そのお力を全身で感じることができました。

観音さまのお力はまことに強大であり、その光明は広大無辺です。その光を一人ひとりに届けることこそ、私たちの寺院の使命であり、修行であるのです。
その事を胸に、今後も励んでまいりますのでどうかお力添えのほどよろしくお願いいたします。
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