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令和五年 愛染明王護摩供

執筆者の写真: 望月 大仙望月 大仙

令和五年十一月十二日

愛染明王護摩供養を厳修いたしました。


当山に愛染明王様がいらして3回目となる護摩供養。


すっかり当山の道場に馴染まれた愛染明王様のお姿。護摩の灰を浴びて2年前より少しだけ色も落ち着いてきたように見受けられます。



つい先日まで暑かったにも関わらず、金曜日からは突然の寒さが。秋はどこかと嘆いていたら、いきなり冬がやってきたかのようで身体が驚いてしまいますね。



そんな中、護摩供養に向けて朝から滝に打たれ身を清めます。



多くの信徒の皆様が寒い中にも関わらず、ご参列いただき、共に声を合わせて経を読み、真言を唱え良縁成就、無事息災を祈念。本当に力強いお経でありました。



護摩の炎に照らされた日輪のなんと輝かしいことでしょうか。



愛染明王は悪縁を絶ち、安穏と暮らすご利益をお持ちです。現代の世の中には悪因、悪縁が絶えませんし、職場を含め人間関係の悩みは尽きることがありません。



それらを包み込み、執着を絶ち、慈悲の法愛へと変える力を持つのが愛染明王であります。今の世の中だからこそ、より一層の信仰が大切になります。


そのことを深く胸に刻み、自身を顧みることも肝要です。人生は終わることのない修業の日々。一日一日の供養が、より善い人生への近道です。今後も共に祈念し、修業に励んでまいりましょう。



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