令和七年 大黒天授祭
- 望月 大仙
- 5月12日
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令和7年5月11日、当山の年中行事の一つである大黒様の法要を厳修いたしました。
本尊である大黒天は、インドの大自在天に由来し、密教においては大日如来の化身ともされる尊格です。日本では七福神の一柱として広く信仰され、財福・食福・子孫繁栄など、現世利益を授ける神として親しまれてきました。
この法要では「行水法」を修し、大黒天像へ信者の皆様とともにお酒をかけ、諸願成就と福徳円満を祈念いたしました。
法要には多くの信者の方が参列され、一心に経を読む声が堂内を満たします。各々が本尊とする大黒天を持ち寄り、住職がご祈祷、ご供養を行い、より御縁を深めました。どの大黒様も法要を通じてより笑顔が深まったように見えました。
法要後には、特別に祈祷されたお札や種銭など福徳招来を願う授与品を多くの方がお受け取りになり、皆様よき御縁を胸に帰路につかれました。
今後とも、皆さまの日常が安心と豊かさに満ちたものとなるよう、大黒天さまの御加護のもと、日々の祈りを続けてまいります。


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