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望月 大仙
- 2022年9月19日
不空羂索観音祭 本尊開眼25周年
不空羂索観音祭 本尊を開眼して二十五年、本堂を建立して十五年。 世にお寺の数多くあれど、歴史の浅さで鑑みればかなりおしりの方にいること間違いないでしょう。 しかし、どのようなお寺であっても人がいて、信心があって、その結果としてお寺が、本尊があるわけです。...
望月 大仙
- 2022年6月6日
東大寺での晋山式と、橋村管長猊下との思い出
晋山式というのは、そのお寺の住職の就任披露会とでもいいましょうか。先日、東大寺で開かれた橋村公英管長猊下(以下橋村師)の晋山式は大仏殿での法要と、その横に設置された会場にて行われました。 大仏殿には近隣の大寺院の僧侶がたや、奈良の各寺院、地元の有力者などが集い、私のような地...
望月 大仙
- 2022年5月22日
広すぎた視界を閉ざす〈滝行〉
本日は5/22(日)。早朝より、神奈川県愛川町にある瀧にて滝行を行った。 当山では三十年以上に渡って滝行を仏道修行の実践として行ってきました。その中には本当に多くの悩みや思いを抱える方が訪れ、合う人合わない人、大きな気づきを得る人、何となく良い気分になって続ける人など十人十...
望月 大仙
- 2022年4月25日
処世界さんの日記(五拾五)
令和二年三月十五日 朝。起床時間は7時半頃。就寝時間が5時頃ですから、およそ二時間ほどの睡眠時間でしょうか?しかし、もっと忙しいのは童子さんたちです。ほとんど不眠不休で片付けにあたっています。 私も起床するとすぐに布団を始めとして撤収の準備を始めます。おおよそ八時過ぎに...
望月 大仙
- 2022年4月19日
処世界さんの日記(五拾四)
令和二年三月十四日 咒師神所。涅槃講が終わると処世界は咒師に付き従って飯道神社へ向かう。飯道神社の左には神供所と呼ばれるスペースが存在します。何も知らない人は視界にも入ってこないような、なんてことのない場所。しかし、一年のうちで14日の深夜にのみ用いられる特別な場所です。こ...
望月 大仙
- 2022年4月16日
処世界さんの日記(五拾参)
令和二年三月十四日 下堂した時点ですでに六時の行法は終わっているが、満行ではない。この後も法要や片付けが残っているのだ。三月一日は須弥壇の荘厳から始まったように、最後の日は片付けで終わるのだ。これが大変。 参籠宿所に戻るとすでに12時を回り日付は変わっているので食事を摂...
望月 大仙
- 2022年4月12日
処世界さんの日記(五拾弐)
令和二年三月十四日 この日の行法の見どころは「名残りの晨朝」。 達陀を終えていよいよ修二会の六時行法も最後を迎える。「晨朝」の行法と言えば非常に軽快なテンポで、一日の終りを告げる称名悔過では練行衆は力強く声を張り上げる。内陣をぐるぐると歩きながら声明や真言を唱える行道も、こ...
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